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​ごあいさつ

はじめまして。きのこのこのこキャンプ 発起人の松木ゆう子こと、ゆっこです。

ここは、​大人も子どもも思いっきり遊び、何かが生まれることにワクワクする場所です。子ども達の「やってみたい」気持ちを全力で肯定して一緒に遊ぶ。そして、「ちょっとした思いつき」をとことん面白がる。そんなことをしているうちに、大人も子どももどんどんと解放されて、エネルギーが爆発していきます。今日はそんなに汚れないと思っていた日でも、2回着替えなきゃいけないくらいにいつの間にか泥んこになってしまうほど。子ども達どうし、子どもと大人、そして自然と、全身全霊で戯れる中で、大人も子どもも魂が踊るような気持ちになっていきます。そういった経験は、自分が主人公となる人生を生き抜く力になっていくと信じています。

 

ここは家庭でも学校でも職場でもない第三の場所です。むしろ、第六、第七くらいのささやかな場所であればいいなと思っています。いつもの生活から少し離れたひとつの「点」だからこそ、「こんな見方もあるんだ」「これでもいいんだ」と、心が解放され、普段の生活に彩りを添えられればこんなに嬉しいことはありません。
 

私には、年子の二人の娘がいます。子どもが産まれて、その愛おしさに驚くと共に、子育ての大変さを初めて知りました。子どもが小さいうちは、しんどい日々もありました。そんな中で、自分の子どもと遊んでくれる友人の有難さを身に染みて感じていました。また、ママの友人と話すたびに、「人の子どもはこんなにも無条件に可愛いがれるのに、自分の子どもは客観的には見れないよね」と誰もが言い、その言葉に自分も共感していました。子どもたちが交じり合って遊び、大人たちはお互いの子どもを見合いあがら過ごす。人間は何万年も何十万年もそうやって生きてきたはず。次第にそんな想いが高まっていきました。

そして、この活動を始めた大きなきっかけとして、素晴らしい学びとの出会いがありました。

一般社団法人みつかる+わかるの代表理事 市川力さんに出会って、身の回りのちょっとしたことを面白がる力に魅せられました。世界がこんなにも美しいこと、なんでもないことを面白がる力こそが未来を切り開いていく力であることを知りました。また、2019年にはデンマークに教育視察にも行き、森のようちえんを見学することが出来ました。圧倒的な自然の力を体感させてもらったことで、場が持つ力の偉大さを知りました。

ぼんやりと親子で自然の中で思いきり遊べる場作りを考えていた中で、一人また二人と一緒にやろうと言ってくれる仲間が集まって、2021年11月より本格的に活動を始動することが出来ました。

 

子どもにも、大人にも優しい国であるために。日本には様々な活動をされていらっしゃる方々がいらっしゃいます。私たちもその一員となり、「ここにも、あそこにも本気で子ども達の今や未来を、考えている人たちがいる!」と思える日本になれるように、活動していきたいと思います。

私たちは、大人も子どもも大切にすると共に、自分たちスタッフ自身も大切にさせてもらいながら活動をしたいと考えています。自分にとって、自分の家族にとって有意義であることが、この活動のサスティナビリティであると思っているからです。そして、何より自分たち自身がワクワクして楽しんでいる場じゃなければ、面白いことは生まれない!自分たち自身が楽しみながら参加者の子どもたちや大人の皆さまからもエネルギーをたっぷりいただくことが、また次の活動に繋がっていく!そう思っているから、自分たちも思いっきり楽しみながら過ごしていきたいと思います。

皆さんと過ごすそれぞれの特別な一日を楽しみにしています。

​ぜひ気軽に遊びに来てください。

松木ゆう子

きのこのこのこキャンプ 発起人

株式会社らしく 代表取締役

​名前の由来

きのこのこのこキャンプ。

口にするだけで、なんだか笑ってしまう響き。文字にしたら何回のこのこ書いたのか、すぐに分からなくなってしまう面白さ。そんな遊び心たっぷりの名前が、子ども達からもダントツ人気で、1億4票の票を集めてこの名前に決まりました(笑)。

活動を本格稼働させた2021年11月の第一回でFeel度Walkという探検をしました。その中で子ども達があちこちで見つけたものがきのこでした。実は色んなところに生えているけれど、見過ごしてしまいがちなきのこ。でも、「面白いものを探そう!」と思って歩くと、次々に見つかるきのこたち。毒々しい赤いきのこに大興奮したり、木の上のほうにへばりついたきのこをつついてみたり。きのこ発見から、ドキドキとワクワクがたくさん生まれました。

名前検討の際は、初回に子ども達が見つけたものから活動名を決めたくて、「きのこ」から発想が膨らみました。子どもが見つけたものから、大人が名前を膨らませ、そしてまた子どもが好きな名前を選ぶ。そもそも本格稼働といいながら、名前を決めずにスタートした私たち。「まずはやってみる!」を大切にしている私たちらしい名前の決め方だったなとも思います。

大人も子どもも、思いっきり遊ぶ。

いつも遊び心を胸に。

そんな気持ちを込めた名前です。

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​ロゴへの想い

きのこと言えば、みんながぱっと思いつく形があると思います。


でも、今までの活動の中でみんなが見つけたきのこは、ザ・きのこのあの形よりも、平べったかったり、丸かったり、ふわふわのもこもこだったり、不思議な形をしたきのこの方が断然多かったのでした。

子どもも一緒で、子育てをしていると、つい何でも出来る子ども像がいつの間にか心の中に出来てしまうこともありますが、私たちが出会った子は、みんなそれぞれにちょっと面白いところを持っていて「ふつう」の子はいませんでした。大人も同じくなんだかチャーミングなところがあって、それぞれの違いが素敵だなと感じさせられました。

日常でいつの間にか囚われてしまう常識からひょっこり抜け出して、心が動くままに体を動かして解放される一日を一緒に過ごせますように。

大人も子どもも、男も女も、参加者もスタッフも関係なく、みんながそれぞれ対等に一人の人間として交われる一日を過ごせますように。

​そんな一日が、あちこちに広がって、それぞれで面白い日々が繰り広げられますように。

この想いを形にしてくださったのが、デザイナーの中田麻里絵さんです。

私たちの想いを丁寧に聞き取ってくださり、下記のようにイメージを膨らませて、素敵なロゴを作ってくださいました。

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文字を人に見立て、足を生やしたことで、きのこのこのこキャンプにいろいろな人が集まってきている様子や、自分達の足で歩いて新しいものを見つけていく様子、未来に向かって歩いていく様子を表しました。


「の」と「こ」の文字は 3 回ずつ出てきますが、どれも全て形が違います。同じに見えて、実はよく観察してみると違いがあることの面白さや、1 人 1 人の違い を表現できたらと思いました。

 ロゴマークは、好奇心が芽生えてふわふわと広がっていく様子、活動がどんどん広がっていく 様子、胞子が広がっていく様子を表現しました。

ロゴマークの 1 つ 1 つの曲線は「人」を表しています。この曲線は、規則正し く並んでいるかと思いきや、実は 1 つ 1 つ形や大きさ、角度などが微妙に異なります。色が違う曲線(=人)がどんどん集まっていくことで「きのこのこのキャンプ」 を形作っていることも表現できたらと思いました。 


また、ロゴマークの曲線はにこにこと笑った目の形であったり、いわゆる「きのこ」 のかさ部分の曲線もこっそりと模しています。さらに、集まってできた形は、活動の 中で一番たくさん見られた、あの、きのこにも見えたらと思い、形作りました。  

 ロゴの色として、茶色、黄緑、オレンジの 3 色をベースとしています。自然を 感じさせる茶色と黄緑に加えて、活発な印象やエネルギーを感じさせるオレンジ を選びました。   

文字の周りの黄色い四角や丸、キラキラは、好奇心が湧き出てきた様子、新し い発見をした時の嬉しさや楽しさ、その胞子が広がっていく様子を表現しました。

きのこのこのこキャンプの活動が、たくさんの人たちに広がって愛され続けられますように。

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まるで一つ一つの文字が人のようで、個性が尊重されて自立しながら、みんなで物語が作られているよう。素晴らしいロゴに感謝しつつこれからもロゴのように、キラキラと、好奇心や嬉しさ、楽しさを広げる活動をしていきたいと思います。

今までに集めたきのこたち

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